英辞郎第七版を PDIC 形式から EPWING 形式に変換してみた
先週、ブックオフに行ったら
英辞郎第七版が 200 円で売っていたので
EPWING 辞書として使えるかなと思って買ってみた。
うちに帰ってきてから調べたら
217 万項目収録で 3080 円。
英辞郎第七版は 190 万項目収録で 200 円だったので
十分使用価値があってお得だと思う。
EPWING のツールではそのまま使用できないそうだ。
でも、EBStudio というツールを使うと
とりあえず、英辞郎を普通にインストールしてみようと思って
インストーラーを起動した([管理者として実行] から実行)。
[INSTALL] を選択するとインストールが始まる。
以前のバージョンがある場合の注意の画面がでて
[次へ] をクリックしたら
エラーで止まってしまった。
アルクのホームページなどを調べて
いろいろ試したが解決しない。
200 円が無駄になったかと思ったが
専用ツールのインストールはあきらめて
インストール CD に辞書データのテキストファイルがあったはずなので
CD を見てみたら
Eijiro7T というフォルダーに TXT.zip というファイルがあった。
開いてみると
Eiji-136.txt など 4 ファイルが入っていた。
英和辞書だけ欲しいので
Eiji-136.txt を解凍した。
さて、このファイルを変換しないといけないので
EBStudio をダウンロードしてインストールした。
現在のバージョンは EBStudio2 だ。
起動すると
次のような画面が表示される。
マニュアルを読んだが
操作方法がよくわからないので
とりあえず、英辞郎のテキストファイルを
ドラッグアンドドロップしてみた。
いくつか設定画面がでて
適当に進めたら
ファイルが登録された。
あとは変換の設定を指定する必要がある。
マニュアルによると
英辞郎用の設定ファイルがあるそうなので
EBStudio2 を起動し直して
EBStudio2 の zip ファイルを解凍したフォルダーの
support\jiro-eijieo.ebx を EBStudio2 に
ドラッグアンドドロップしたら
英辞郎用に設定されたようだ。
次に、英辞郎のテキストファイルをドラッグアンドドロップしたら
この設定画面(2/2)が表示されたので
[辞郎形式] を選択して [OK] を押した。
(最初は [PDICテキスト形式] や [Plain Text] を選択してしまって
辞書ファイルは作成されて DDwin で認識されたが
単語が表示されなくて途方に暮れたが)
これで設定が完了したようなので
[EPWING] > [変換] を選択して変換を実行した。
10 秒ほどで完了した(マシンは Core i3)。
[出力パス] に指定したフォルダーに
辞書ファイルが作成されていた。
これをほかの辞書ファイルを格納しているフォルダーにコピーして
DDwin で辞書検索したら
英辞郎の辞書が検出されてグループに登録できた。
(辞書の登録時は [管理者として実行] から起動する必要があるようだ)
無事に DDwin で英辞郎の単語が検索されるようになった。
項目数が多すぎるので
ちょっと邪魔なくらいだ。
一番下に表示されるようにした。
いままでは
手持ちの辞書でいい訳語が見つからないときだけ
ネットの英辞郎で検索していたが
これからは DDwin で一緒に検索されるようになったので
便利になった。
その後、このブログを書くために
試しに進めてみたら
なぜかエラーがでずに進めることができた。
なぜ動作が変わったのかわからない。
まあでも専用ツールも使用できるようになった。
たぶん、DDwin しか使わないと思うが。
辞書を増やすことができて
お買い得だった。